2010年08月

中学受験の功罪

中学受験ほど指導する立場からすると、大変なものはありません。難関私立になれば、普通の高校生では合格点を取ることができません。時々やらせるとこんな問題小学生が解けるの?と言います。実は、小学生だから解けるのです。特に、算数…

問題を解くということ

問題を解くということがいったい何なのか。また、問題を解けるということは何なのか。結局この当たり前のことを、自分も意識しなかった。しかし、塾生を指導していて、学校の指導を見ていて、このことをはっきり自覚させることが大切だと…

受験の鉄則ー最後よければ全てよし。

きのう保護者が来ました。その子は、高1です。その子は、中3の終わりには、地区の中三模試で地区で1位になりました。ところが、高1の進研模試が悪かったので、親が心配してこのままでは医学部は無理じゃなかろうかとか、塾の指導内容…

受験参考書の無駄

私は、たくさんの受験参考書を持っています。でも一番安心して読めるし、力がつくのは教科書だと思います。もちろん基礎力の段階のことです。浪人もいますので、自分の苦手な科目まで勉強しなおしました。教科書は、簡潔に書いてあるので…

県立高校の宿題の多さ

わたしが、塾をしていて1番疑問に思っているのが、県立高校の宿題の多さです。高校の先生は、たぶん他の科目の先生と話をしていないのではないかと思うのですが、とにかく各科目出ます。高3のセンター前はもちろん,2次前にも出ます。…

塾の面白さ

わたしは、経営に苦労はしますが、塾はやりがいのある仕事です。人を使うことの難しさも勉強になりました。やはり絶対無理と言われた子供を合格させたり、成績を急激に上げさせたときの子供が喜んだときの顔、親の嬉し涙、そのたびに勇気…

子供を伸ばすコツ

こどもを伸ばすためには、その子供の性格をつかみ、適切な教材を与えること、自分で考える力をつけさせる。これらは、もちろん大切ですが、子供を本気でほめることです。自分の子は、なかなかほめられないのです。子供は、ほめられること…

学校は、なぜ塾が嫌いなのか

きのう、塾生の保護者が、県立高校の普通科担任が保護者に宛てたプリントを持ってきた。その中に、塾について書いてあり、簡単にまとめると、塾に行くのは、自由だが金の無駄だから行かないほうがいいという趣旨のことが、書いてあった。…

学習指導上の盲点

人間は、忘れる動物である。意外にこれを忘れがちです。学習法として、エスカレーターを上る感覚で学習しないと、急激には伸びません。高校範囲は、中学の数倍の量があります。小学、中学と同じようなやり方では、たいていの上位人でも、…

小学校時代の学習が大切なわけ

10年のスパンで子供の学習指導していると、1番伸びるのは、小学3から6までです。この時期に、思考力をつけると、そのあとも大切ですが、うまくいきます。もちろん、素質も影響しますが、たとえ素質があってもそれを引き出さなければ…