問題を解くということがいったい何なのか。また、問題を解けるということは何なのか。結局この当たり前のことを、自分も意識しなかった。しかし、塾生を指導していて、学校の指導を見ていて、このことをはっきり自覚させることが大切だと思うようになった。出題者の意図を見抜く。それは、基礎の理解を、どの問題でも聞いている。難しい問題とは、基礎をたくさん聞いており、簡単な問題とは、基礎が少ないにすぎない。この根本を理解すれば、どのような学習をすべきなのかが分かる。意外とこれが抜けている。受験勉強も、この視点があれば、楽しさが生まれる。