塾生の一言よく分かった。

昨日塾生になった子に数学の教科書解説を聞かせた。その前に学校で使っている教科書を持ってきてと言ったら、

 

なんとチャート式を持ってきた。中3でチャート式。中高一貫の子だ。

 

教科書というのは、大学の教授が集まって使っている。高校教科書は、中身が深い。公式や定理の証明が解説されている。

 

そういうのを飛ばして、教科書をやらないというのは、基礎の根本からの成り立ちが分からなくなるのではないだろうか。

 

その子はさっぱり授業がわからないと言っていた。

 

教科書解説をプリントを使ってやってもらった。

 

とてもよく分かったと言ってくれた。

 

大学受験は、教科書と過去問で愛かるし、そうしないと時間が無いことが多い。

 

参考書や問題集は、基礎ができてからにしたほうがいい。

 

チャート式の内容の7割は教科書に書いてある。

 

やる教材と言うのは、順序があると思う。

 

小学生にいきなり中学生の分野をやるのに似ている。

 

とてもよく分かった。この一言がうれしかった。

 

教科書もやらず、過去問中途半端で難関は特にきびしい。

 

基礎というのは身につけそうで簡単に身につくものではないし、分かったつもりになっていることが多いのではないだろうか。

 

基礎が分かってからやるべきではないだろうか。

 

やるべきは、まず教科書からと思う。

 

何度も同じことを言うが、教科書は予習すべきだ。前倒しで基礎をやった子どもほど伸びる。

 

これは、なかなか見えない世界だと思う