いつも思うし、ずっと思ってきたこと。早く基礎は終わらせたい。たとえば中学生が高校生の分野まで終わるとしたらどうだろうか。
何回でも繰り返すことができる。簡単にはできないことだが、理想だ。
学校で習っていることを確実に自分のものにする。これは、大切なことだ。しかしこの学校の進度で、高3まで突入すると大抵の人は
伸びなくなる。習得しなければならない学習量がどのくらいのものか、子供には分からない。ものすごい量だ。
先取りが大事だということは、何度も書いた。学校の先生の授業がわかるだけではない。
受験の後半戦で、自分の学習の組み立てができるようになる。この後半戦の組み立て方ができるためには、
学校の授業よりかなり進むべきだと思う。
このことは、受験生を毎年送り出すとよく分かる。
学校の授業と言うのは、子供たちの家庭での予習を前提にしていることが多い。
授業のための予習だ。ところが、科目数が多くなるとどうなるだろうか。
基礎どころか、授業のための課題に追われる。
自分の学習の弱点ややりたいことができなくなる。基礎がおろそかになりがちだ。
だから、
学力は伸びないのだ。塾で宿題を出すのはどうだろうか。
学校の宿題と塾の宿題。スーパーマンならこなせるだろうが。
自分の塾は、宿題とか出さない。基礎の入れこみか、過去問か。シンプルなものだ。
このことは、見えそうで見えない。
学校が、補修や課題を増やせば増やすほど
子供の学力は伸びない。教科書やり直すなら別だが。
課題や宿題の内容が悪いと言っているのではない。基礎が見えなくなる。
自学自習が基本だ。早く基礎を習得すべきだとつくづく思う。
それしか方法はないと思う。