センター試験が来年で終わる。そのあとのテストが今問題となっている。
日本の教育改革は、理念先行で実務を無視していることがある。
新テストの問題点は、論述式の導入と、民間の英語検定の導入だ。
まず論述の採点の基準があっても、採点する方の採点する方は大変だし、受験生の方も何点ついたのか分からない。
つまり、受験するほうは、自分の得点がはっきり分からないのだ。受験者に得点を通知する必要があるのではないか。
そもそもセンター試験と言うのは、採点を客観的にし、個別試験の選択を容易にして、受験生の便宜と個別試験の
採点する方のためにもある。
ところが、論述式とか入れたら、大変な混乱をきたすだろうし、論述は個別試験で問われるのであって、
一体何を考えているいるのだろうか。
50万人の答案を採点する時間と費用を考えると。ばかげているのではないだろうか。
そして、民間試験の英語検定
これもどれを選択するのか、まだ未定らしい。選択の基準もはっきりしないし、
都会の子と田舎の子の格差をますます助長するだろう。
ほとんどの受験関係者や大学ですら反対している制度を導入する日本のトップ
というのは、どうなんだろうか。
自分の予想では、新テストは、何年かやってから、
問題がありすぎて批判にさらされるだろうと思う。
また別な制度になるかもしれない。
大学受験に限らず、司法試験の改革ですら失敗に終わっている。
理念先行、実務と文化を無視した制度改革より中身を替えたほうが良いので飯米だろうか
改革するなら現実的な実務を考えた法が良いとおもう。