いろんな人が世の中に入る。高校時代も、大学時代もすごい人をいっぱい見てきた。自分が、たいしたことは無いというのは、分かった。でもこの感覚は、大事だと思う。
馬鹿になりきれない中途半端な感覚では、物事は成就しないと思う。
自分は、能力があるとか、何か勘違いすると、何度も繰り返すとか、徹底して、見直すとか、忘れる恐怖とか何も感じない。塾生で伸びている子供に限って、謙虚だ。
下手にわけのわからないプライドがあると、自分は、忘れるし、何度も見直さないとまずいとか、そういうのは感じないので、ただ、人に、言われたままに学習して、平気で忘れて危機意識を持たないのだろう。
塾生を見ていても、大きく伸びる子というのは、自分は、凡人だから、何度でも繰り返して確実なものにしないといけないとか、わからないところがあるから、これは復習しようとか、
意識レベルの違いで、大きく伸びは違うのだと思う。
高3で、4月から塾に入った子がいる。その子は、学校の面談で、志望校は、無理の、ランクを下げろのといわれ、
すぐに塾に来て、フリータイムにした。
朝塾に5時に、来て学習して、学校に行き、帰りに塾により、塾の言うとおりに努力した。過去問と教科書しかしない。
そしたら、模試の点数が、200点近く伸びた。今では、志望校の合格ラインを突破した。
そうなるためには、相当の覚悟と意識の変革が必要だと思う。
馬鹿になって繰り返す。これが、できれば、学力は、爆発的に伸びる。
でも実行できる子供も理解のある親は、少数派だと思う。
受験まで時間つぶしの学習をしていることが多い。
田舎は特に。