「過去問を何周もやって意味があるのですか?」

 毎年、受験生には今の時期から本格的に過去問演習をさせていきますが、必ず上記の質問が出てきます。

同じ問題を何回もやるのって意味ないんじゃないですか?学校の先生も過去問と同じ問題は出ないと言ってますし、解いたことの無い問題を解くべきだと思いますけど!」と言ってくる。(こういう塾生は、だいたい成績は良くないか伸びていない)

「じゃあ、前回解いた過去問今解いて満点取れるかあ?取れないやろー」それが成績が伸びない原因になっているんだよ。

ただ、過去問を解くといってもいろいろ取り組み方がある。

1.     問題集の代わりとして使う (九進研では何枚も印刷できる)

2.     時間を計って、もっと速く・効率的に解く方法を考える

3.     答えが分かっていても繰り返し解いて、脳と身体に慣れさせる

4. 教科書(基本)の大切さを知る

 

入試本番まで過去問をやり遂げないといけない試練として考え、とにかく問題数をこなし、各教科の精度を上げるといいと思う!。解けなかった問題を徹底的に復習し、できるようになるまで繰り返そう!

受検オタクのように次から次に新しい問題集に手をつけてもたいした量をこなせず、本棚の飾にしかならない。(九進研を最後の砦としてやって来る多浪生に多い)

とは言っても、何回も解いた事があるから答えは分かってるわけなんだけど、問題の捉え方や解法を徹底的にたたきこむのが大事!。
「どう考えたらこの解答になるのか」を必ず意識して、答えを覚えるのではなく、そこまでのプロセスを覚えるようにしよう。不明なところは教科書に戻ると、「はっ、教科書って大事だあ」と思う瞬間が沢山あります。

これらが試験本番当日、確実に活きます。教科書と過去問対策が本当にうまい人は、解答に至るプロセスをきちんと分析して合格をつかんでいるので、君たちも是非教科書と過去問で受検対策をやってみよう!

 

小林教室長