先取り学習についての誤解

このブログでも何度も話しているが、先取りをした方がいいよと言っているのは、受験に有利なだけではなく、学校の授業を生かすためだと言うことである。

ところが、先取りしていると、学校の定期とか、模擬試験でも、結果がすぐ出ることもあるが、直ぐに結果が出ない場合がある。

これは何でだろうか。

定期や実力の範囲以外をやっているとどうしてもその範囲だけをやっている子には負けてしまうこともあるからだ。また子供の理解力にも差があるが、結果は必ず後半戦に出る。

実際こういうことがあった。

その子は、中3までは順調だった。学年でというより地区で1番まで上昇した。国立の医学部狙いだった。戦略としては、先取りさせて、高2まで全部終わらせて、高3で

入試の演習をさせようという考えで指導していた。

ところが、学校の成績や模擬試験はたまた某予備校の学校の講習やらなんやら気にしていて、親は成績下がってきたので、高2途中で塾をやめさせた。

結局某有名な、学校が大好きな予備校で、2浪したが、医学部には受からなかった。

 

逆の例がある。中高一貫の子で、中学時代は成績は真ん中ぐらいよりちょっと上。

親が、自分の受験の経験があって、学校の成績はどうでもいいから、受験で合格させてくれればいいという考えで塾を信頼してくれた。

兄がいて、その子を国立に,伸ばして現役で受からせたのも大きかったし、塾の指導法を理解していただいていた。

先取りさせて、高2で全部理科と数学と英語の単語は終わらせ、

1年間入試問題を解かせた。数学は15年分3回反復した。

高3の後半から成績が急上昇。最後は、高校のトップまで来た。九大の薬学部に受かったが、成績開示で、医学部でもうかる成績だった。数学は、8割を越え、9割近くまで来た。これには、自分もびっくりした。

今塾生で、中1で、中3の数学の教科書やらせている子がいるが、楽しそうにやっている。

普通は。解説のない教材で予習はできない。灘中の子とか、中3で高3の数学終わっているのが普通だ。まねはできない。中学受験で脳ミソが鍛えられているからだ。

しかも基礎を予習させるべき。途中の成績気にすると、

特に難関は受からないことが多い。

受験と言うのは戦い方というのがある。親の理解と本人の理解どっちも必要だと思う。