昨日。小林校の教室長から、高1の中村君から、公衆電話で今度のテストで学年1位だったと連絡があったらしい。本人もうれしかったのだろう。携帯は、禁止だからだ。
英語と国語は2位で、数学は2枚とも満点だったと言う。もちろん1位だ。
こっちがどういう勉強の仕方をしているのか詳しく聞きたいと思った。 何でそういう得点が取れるのか聞きたい。
そもそも中2から本格的に受験勉強を始めた。中3の最初、大手の模擬試験を受けに行ったら、ラサール志望で8人中7位。数学は、偏差値30台だった。 この時点で普通なら受からないが、そこから今では1位までに上り詰めた。
自主学習ができるし、計画立てたら必ず実行すると先生たちが言っていた。すごすぎる。 思うのだが、本当に子供が伸びるのは、子ども自身が学習に向き合って、指導するのはサポート役に徹することだと思う。
目標はあり、それに子供が向き合い、まわりの環境にも恵まれているようだ。 灘高校に合格した子が3人いて、その子たちも抜いたと言っていたらしい。
ライバルがいっぱいいて、励みになるのだろう。自分などは、励みよりやる気をなくしたほうだが。笑
学習するのは子ども自身だ。学習のやり方を教え、自主学習を自分でできるようにする。 後は子供が、自分の力で這い上がっていく。 誤解してもらいたくないのは、途中までは、誰かのサポート、塾なり、家庭教師なり、親もそうだろう。そういう誰かの、またシステムの支えが要ると思う。
自分で最初からここまで上り詰める確率は低い。自分で学習を組み立て、自分で考えて、学習してはじめて、物になる。そしてそれぞれの科目の特性に合った学習をする必要がある。
登山でも、いきなり6合目まではいけない。一合目から、5合目ぐらいまでは、道案内と上り方と準備すべきものは、指導してもらうべきだろう。やり方分かったら、子供の自主性とやる気に任せたほうがいいと思う。
1合目から10合目まで自分らの指導で伸ばそうとするするから伸びないのではないか。2合目か3合目で上る気力もなくなっている子が多いような気がする。
子供の学力は、知識を伝達するだけでは伸びない。知識の伝達とか、初歩的な段階に過ぎず、分るとできると早くできるとは次元が違う。
ラサール1位、自分の中では神様の領域。でも脳ミソがいいだけで取れるわけではなく、努力それもまともな努力をしているのだろう。 子供から学ぶことも多い。
努力に勝る天才なし。
それにしても、塾生でラサールに行った子は、東大や京大、国立の医学部に全員入った。
青は藍より出でて、藍より青し.