基礎力と言うのが大事だが、志望校によって違う。受験は、中学受験、高校受験、大学受験基本は同じだと思う。
基礎力なくして合格はないが、基礎力の内容レベルが違う。これが一つのポイントになると思う。これが、分かるためには、志望校の過去問を分析しないとどうしようもない。
志望校で問われる基礎力の分析なくして学習をすすめている人が大半だ。集団授業の限界はここにあると思う。クラスわけをしても志望校が違えば、学習の基礎がどこまでなのかあいまいになる。
志望校が決まらないと、学習のしようがないのだ。
指導と言うのは二つあって、教えて終わりと言うのと、伸ばして合格まで考えて指導するというもの。
一科目でも違うが、たとえば東大を受ける人と慶応早稲田を受ける人では、英単語の細かさなら私立の方が上だと思う。だから、細かな単語が、基礎力となる。
有名私立の中学受験の算数なら、5千題や自由自在の内容が基礎力になる。これらのレベルが基礎力になる。このレベルを習得しないと合格はないと思う
県立高校入試のレベルなら、教科書が基礎力になる。ラサール高校なら、旺文社の問題精講レベルが基礎力になる。
基礎は、教科書にあるがこれは、根本で、これを基点にしなければならないが、志望校のそれぞれの基礎の幅、基礎の深さ、そこの学校の要求している思考力そういったものは、
共通もあるが違いと深さが違う。
これらの基礎をいかに短時間で身につけ、何回もまわすか、それが、受験の出発点でもあり
最終の確認段階だ。これができれば、たいてい受かる可能性がある。
でも読解力がないとどうしようもない。本を読むのは大事だと思う。
何も考えず、これやれ、それやれ、ノートをつくれ、全訳しろ、そういう学習を何年やっていても、なかなか志望校には受からないだろう。効率が悪すぎるのだ。
自分でどうやったら伸びるのか考えることも大事だが分かっている指導者につくというのも大事だと思う。自己満足になりがちだ。浪人でたくろうとかスーパーマン以外はやめた方がいいと思う
基礎の深さと幅これを確定したら、いかに効率よく反復して入れ込めるか。これで子どもは大きく短期で伸びるのには驚くことがある。
高校受験で、英単語1500スーパーイーグル使って、二日で2周したら、英語の得点が20点以上上がった。これはほんとうだ。
基礎を高速で入れ込むということ。基礎には違いがあること。これが大切ではないだろうか
どこを志望校にするかで、基礎の範囲深さが違うこれをわすれないようにしたいものだ。