塾生を指導していて時々思うのだが、子供は褒められたいのだと思う。
別に機嫌取りで褒めたりはしないが、子どもが少しでもいい点数を取ったり、一生懸命やっていたら心から褒めてやると、
親に褒められたとか、励ましてくれたとか言うらしい。
やる気のない子は褒めないし、叱ることもあるが、子どもを伸ばそうといおう根底に愛情があるから言う。
子どもは、叱ったり褒めたり、愛情を持って指導したい。
自分も子どもがいる。親の気持ちになってみたらどう思うだろうと想像すると、
自分の子どもの成績が上がったり、志望校に受かったりするというのはどれほどうれしいものか、分かっているつもりだ。
親は自分の子供を褒められないものだ。なぜかというと、子どもに多くの期待をかけるのと、子どもと自分が似ているところがあって、自分のいやな部分を子どもに見るからなのではないか。叱る方が多かった。
子どももかわいそうだったと今になって思うことがある。でも、親としては、必死だった。
先日、小学生が作文で、励まされてうれしかったもの、と言う題を書いた。
それを添削していて笑った。
塾の先生に励まされてうれしかったということが書いてあった。しかも、自分が、塾生に言った言葉がそのまま書いてあった。
子どもは、素直でかわいいものだとつくづく思った。