入試問題はレベルが違う

塾生を指導していて、また自分らも入試の過去問解いていて、中学入試にしろ、高校入試にしろ、もちろん大学入試にしろ、飽きずに仕事が続けられる要素の一つに、むつかしい問題、分からない問題があるからだ。

解けない問題がひらめいてとけたりするとうれしいものだ。笑。

東大に受かったひとでも、何年も経てば、解けない問題のオンパレードだろう。難関中学入試の問題を制限時間で合格点とれるなら、その人は、天才の称号をあたえたい。

つまり問題のレベルが相当高い。もちろん全部解けるような問題では、差がつかないので、出題者も自分が出されたら、解けないだろうというのも出すこともある。

こういう問題が解けるためには、自分で基礎を組み立てる能力と反復力をつける必要がある。

真剣に自分の子どもを合格させようとしたら、学校の成績がどうだとか、どこの高校に入学させようとか、それも大事かも知れないが、

もっと現実的なところを分析していたほうがいいと思う。一度親が、

書店でも売っているから、ちらみでもすればいい。うちの子は、学校で何番とか言わなくなるなるだろう。

塾をやっていて、おおざっぱに言うと二つの親に分かれる。どうしようもなくなった成績の子を上げてくという要望。

まだこの要望は、それなりにかんたんにこたえられる。徹底して基礎を反復し、子どもをやる気にさせればかなりの確率で伸びる。

でも医学部に行きたいだの、国立の薬学部だのかんたんに言われると複雑な心境になる。

小学校から、しっかり準備して、学習能力の高い子が、予習先取りしないと簡単には、到達できないと思う。浪人したら大丈夫と言うような保証はない。

早めに準備しておくべきで、現役で受かるのが一番らくだと思う。

塾もよく選ぶべきだろう。田舎ほど、ちいさいうちから大手にいきたがるが、競争原理の学習は、

限界がかならず来る。

自主学習と効率のよい先取り学習と過去問分析と反復。

能力の高い子で素直な子が、小学から入ってくれたら化け物級にする自信はある。