国税のトップ

世の中は信じられないことが起きる。国税のトップが、資料を破棄したので答弁ができませんと言った。

税務署が税務調査に来たら、自分ら国民は、書類を破棄したので帰ってくれるといえるのだろうか。

子どもが、学校の宿題やってないのに、宿題のプリントなくしましたと言うのと同じだ。

なんだか変じゃないか。

こんなことを平気でいえる感覚の人が、日本のトップ層にはいる。まともな神経というか庶民の感覚からずれている。

塾が言うのはへんだが、勉強ができるのと、頭がいいのと違うと思うことが多い。

昔、ある高校の校長が、生徒と保護者向けのプリントを、ある保護者が笑いながら持って来た。

その内容がすごかった。うちの学校は、東大、京大10名。早稲田10名。そして、国体で優勝する可能性が、あると書いてあった。支離滅裂で、本当にこんな人がいるのかと思った。

子どもには、可能性がある。それは、誰でもわかっているが、それをどう実現するかがむつかしい。

こういう感覚のトップが増えると、ろくなことにならない。馬鹿殿がいいのは、テレビだけで十分。笑

けっしてトップがすごいわけでも優れているわけでもない。これが、現実なんだと思う。

子どもの方が賢いのではないかと思うことが多い。

自分ら大人ももよくよく反省すべきなのかも知れない。

田中角栄が、見直されているのが分かるような気がする。