指導理念

子どもたちを指導していると時々理念を忘れる事があるが、このごろ塾の創設の理念にたちかえって、しっかり指導したいと思うようになった。

小学生で6年生がいる。その子は、まだ2ヶ月にならないが、私立中学か公立一貫校に行きたいと言い出したので、それまで普通の教材で指導していたのを変えたのと毎日来ないと、とても間に合わないと言うので、中学受験用の教材を3回ほどまわすことができた。

これは、システムの力だと思う。普通はできない。

一回目はほとんどできなかった。2回目は、半分ぐらいは解けるようになった。3回目からは、スピードがついてほとんど解けるようになった。

このごろは、私立が早く特待で優秀な子を引き抜こうとする。難関は、しない。

私立中の特待制度と言うのがあって、上のほうの特待をもらったらしい。

学校の先生が、その子に頼むから、質問に対して答えを即答しないでくれと頼むように成ったらしい。

小学4年あたりから、高い金を払って、競争原理にさらされて、親のプライドと子供の競争意識で学習しなくても、適切な教材を反復すれば、子どもは大きく伸びるのだ。

指導原理は、反復、繰り返すことだ。これは、できそうでできない。指導する方が、分かっていて、最初は子どもに強制しないと子どもは反復しない。

大抵最初はいやな顔をする。

ところが素直にやっていると子どもは、反復の習慣が付くのだ。これが、最大の学習財産。この習慣が付くと子どもが、自分で反復し、弱点を見つけ、自分で調べようとする。

反復をさせるのにはどうしたらいいか。これのために自分の塾のシステムはある。自動的に反復させることができる。これで、子どもは伸びていく。

反復もしない学習と言うのは、天才以外どこかで破綻する。子どもたちを伸ばすには、反復させるそして子どもたちが、反復の習慣を身につけることだと思う。

これが、指導理念で、これができるようになった子は、必ず、どこかの時点で開花すると思う。それがいつかは、いろいろだが。

世の中、反復より、与えることと管理させて強制させチェックするのが主で、伸ばすという視点が欠落しているように思う。評価とチェックだけでは伸びないと思う。

反復の習慣を付けさせたい。