高1の話だが、県立N普通科高校合格したら、塾に来ない。予想したことだが、宿題多くて塾にこれないと言う。
宿題が多いことで有名な伝統校だ。
学力付けて大学受験とかより、目の前のことに精一杯ののは分かるし、それぞれ子供の気質と言うのがあって、無理に塾で予習をしろととか言う気にならない。
それにしても、茶色のプリントの山はいかがなものだろうか。整理能力の無い子は、どこにどの科目があるのかすら分からなくなるほどプリントが多い。
これを30年以上見ていると進歩のなさに驚く。
宿題もらいに学校に行っているようなものだ。高3の今頃になってまた助けてくれが始まるのが目に見えている。
学力つけるのではなく、ブラック企業でも文句を言わず働く能力を付けるためには適切な教育だと思う。
いやなものでも我慢して継続できる能力というのは、社会に出ても重要かもしれない。
我慢強く、言われたことを忠実に、成果は出なくても、遂行する能力、または、上司に文句を言われないように従順なふりをする能力。
これを育てると言う点において優れた教育手法だろう。
学力をつけるという点においては、最悪な手法だが。プリントをやらせて答えを渡して終わりと言うのは、いかがなものか。そういう科目がある。とにかく提出しないとおここられる。
学習が苦痛になる。
と言うよりまともに学習したいと思う人間ならいやになるだろう。
恐ろしく学力が付かない。