志望大学別個別指導

学校の宿題とか見ているとこれは何のためか意味がよく分からないことが多い。高3の後半でも、2次前でもいろんな大学の混ざったものをやらせる。これは指導の構造上しょうがないが、

これでは、合格力が付いている子ならまだしもほとんどギリギリか受かるのが危ない子が多い中、自分の受験する大学の過去問解くこともなく受ける子がいると言うから驚く。やっても2,3年分を一回とか。冗談がきつい。余裕で落ちるだろう。

教科書、問題集、参考書、やりまくって応用力のある子なら、過去問ちょっとやって受かるのもいる。今年ラサールから東大に受かった子がそうだった。でも学校でこのごろ過去問対策やっているらしい。自分らの頃はなかった。真似はするべきではないと思う。

中学入試でも高校入試でも、過去問の分析なくして受験合格は危ういと思う。

塾生が大学受験するとき、子供に合わせて、解説をできるだけ作る。これは非常に時間がかかる。広島大学英語の過去問全文、5文型に分けて、説明したら、全部で7時間以上かかった。笑。

こういうのを授業とかでやれるわけがない。1年分やっただけで広島大の英語はどういう問題出すのか、どう学習したらいいのか分かッた。

丁寧にやる。そして、慣れる。これしか凡人が合格する道はないと思う。教科書とかの基本も大事だが、それですぐに入試問題がとけるようになるのはむつかしい。

大切なのは、できなくても気にするなと言うことだ。基礎ができていれば慣れてくれば、自然に解けるようになる。これが、人間のすごさだと思う。子どもは柔軟性がある。これで合格させてきたのだと思う。解けないから、参考書に、問題集に走ると失敗しやすい。

大学別個別指導が、子供のためには一番必要だと思う。敵を知り己を知れば、の鉄則はまさに受験の鉄則だろう。高校受験も中学受験も志望校にあわせて指導する。これは、パソコンでないといと経験上まともな指導はむつかしいと思う。

敵も知らず、己も知らず、受かりたい。それはやめたほうがいい。

塾もよくよく考えて選ぶべきだろう。笑