合格体験記7

この1年を振り返って (宮崎大学 電子物理工学)

一年間の浪人生活を振り返って、最も大事だと感じたことは、センター・二次の過去問の反復です。

最初の頃は、基礎の定着を一日でも早く終わらせることに意識がいっていたけれど、今振り返ると、解けなくてもいいから、数年分は過去問を解いてから教科書等の基礎の定着に手を付けた方がよかったと思います。過去問を先にすることで自分が苦手としている所を正確に把握することが出来るので、いきなり教科書をやり始めるよりもより効率的に勉強を進められます。

その他にも、全体的な傾向が理解できたり、解くスピードが上がったりと想像以上に自分の力となったのでぜひやってみてください。

そしてこの一年、特に意識していたのは「絶対△△大学に合格したい!!」などのような、志望校へと何としてでも受かりたいという気持ちを強く持つことです。ただ何となく漠然と「△△大学へ行けたらいいな」程度に思っているくらいではまだまだ本気になりきれていないと思います。大学へと向ける熱意はそのままモチベーションにも繋がるし、それだけ勉強にも集中して取り組めます。

将来、どんな職業に就きたいかなどから絞り込んでもいいだろうし、自分の興味のある学部・学科から選んでもいいと思います。

とにかく、明確な目指すべき目標を自分の中で立てられればいいのではと思います。

最後に、受験は何があっても最後まであきらめないことです。僕も、センター試験で点数が取りこぼしなどで微妙な結果だったけれど、最後までやり通すことで今回、無事に大学へと合格することができました。センターでしっかり取りきることが一番ですが、もし多少落としても、受験はセンターだけで決まるわけではありません。二次までしっかりと走り抜いて初めて決まります。

大学受験は長く大変だけど、最後まで気持ちを強く持って頑張ってください。