木を見て森を見ず

鳥瞰的視野つまり鳥が空から飛んで下界を見るよな全体を把握する力と言うのが何でも大事だと思う。これが出来ないと何事もうまく行かない。

自分もそれが出来るかというと日常でもなかなかむつかしいことだと思う。

学習の場合は、決定的に大事だが、これはなかなか分かっている人は少ないと思うことが多い。失礼だが、そもそも親でわかっていない方に出会うことがある。

どうでもいいようなことにことにこだわる人がいる。経験を積まないと分からないことかもしれないが、医学部いきたいとか旧帝大に行きたいと言う人が多いが、そういう人こそ鳥瞰的視野が必要だと思う。

理系の場合、数学と理科は予習した方がいいですよと説明すると英語の指導はどうなっているのですか、英検対策はどうなっているのですかと聞いてくる。

何でそうなるの。笑

過去問対策としてこういう大学の過去問を準備していますと言うとこういう大学の対策はないんですかと聞いてくる。

塾生が受けれは準備しますよと答えるが、大丈夫かみたいな疑いのまなざしでこっちを見ている。笑。

東大これでこうやって受からせたんですと言うと

本当かみたいな。笑。

自分は、仏様でもないし、段々いらいらしてくる。笑

木を見て森を見ずというか、あら捜しをされているようなお方が時々おられる。

不思議なことに子供が難関大に合格した親は、謙虚で素直な人が多かった。

どうでもいいようなことにこだわっているとろくなことはない。難関大を狙うのと受かるのとでは大違い。そんなに簡単に受かるものではないと思う。高校とか全国にどれだけあるのだろうか。医学部現役で推薦なしでどのくらい合格しているのか調べたほうがいいと思う。

驚くほど少ない。

そんなにすごい学校なのか。サンデー毎日とか見たら考えも変わるかもしれない。

うちの子は、すごいと思うのは勝手だが、世の中にはもっとすごい子はいっぱいいる。

ぶっちゃけ田舎の上位ほど厄介なものはないとこのごろ思うようになった。笑

謙虚さと言うのは、伸びる子供も親も持つべき大切なものだと思う。

難関大対策とかやめて、成績の悪い子を大きく伸ばしてやる方が精神衛生上いいと思ってきた。笑.

自分はすごいひといっぱい見させてもらったので自分のレベルはどんなものか分かっているつもりだ。

塾を長くやっていると鳥瞰的視野持つことが大切で、学習はそれを身につけるためにもあるのではないかと思う。

おおらかさと言うのも大事だ。笑。木ばかり見るとおおらかさがなくなる。

親のプライドの高さにあきれることがある。笑。