人によって覚えられない科目と言うのがある。
自分は、英単語と数字はよく覚えるが、日本語が覚えられない方だった。
世界史とか英語に直して覚えようとしたくらいだ。笑
映像教材にこだわるのは、自分の経験もある。授業だけでは、知識のいれこみは効率が悪いと思う。基礎が入れ込んだ科目を演習するのは、授業は有効だと思う。
ざっくり言うと基礎を入れ込む方がむつかしい。基礎が出来たら、そんなに演習しなくてもいい科目もある。
完璧なものはこの世にない。
映像もメリットもデメリットもある。
特に覚えられない科目にはものすごく有効だと思う。
覚えられない科目も人それぞれだ。見るだけで覚える科目は、自分でやれる。
でも覚えられないなら、聞いて繰り返すとかなりの確率で覚えられる。どんなに苦手でも10回も繰り返すと長期記憶として残るような気がする。これが出来ないと捨てなければいけない科目になるかもしれない。
塾生で中2の子がいて、どうしても英語が出来ない。
他の科目は、伸びたが英語は酷かった。いろいろ試したがなかなか伸びない。驚くことに3歳から英語を習っていると言う。詳しくは分からないが、トラウマになっているのではないか思う。
英語の新しくて短期にまわせるのを作ってやらせた。3回は最低、テスト前、聞くだけだった。
元が元だが、今度の定期で30点以上点数が伸びた。でも今まで見たことのない点数だ。ビックリした。
まわすのに時間のかかるのでは、むつかしい。覚えられない科目ほど短期に何回もまわすのがいいのが分かった。特に色つきの教材がいいと思う。単色ではきつい。しかも見やすくないといけないようだ。
量が少なくまとまって分かりやすく見やすいので何回も回せば、どんなに覚えられないのもどうにかなると思う。
覚えられない科目は、見るだけではなかなか覚えられない。もっと聴覚と繰り返しを覚えられない科目は、使うべきだと思う。
この理解が無いと学習の組み立てが難しくなる。一度で覚えられる科目とそうでない科目。
一人一人特性が違うと思う。同じ人間でも脳に入ってくるのが科目によって異なる。
これは複数の科目を指導していると分かるしし、子供たちもよく言う。
苦手科目を克服するのは、もっと高校分野になると容易ではないと思う。
基礎さえ入れ込んだら、どうにかなる可能性は高い。