浪人生の合格体験記3

〔 塾生。浪人して181点上昇して都留文科大センターあり推薦で合格した子に体験記を書いてもらった。教員志望。こういう子が学校の先生になったらうれしい 〕

私は小学校3年生から高校3年までの10年間、白球を追いかける日々を送っていました。ペンをあまり持ったことがありません。(その代わりバットを持っていました(笑))しかし、この浪人時代の1年間で言えることは、誰よりもペンを持ったという自信です。もしかすると、10年間の野球人生で振ってきたバットの数よりもペンを持った数の方が多いかもしれません。

勉強について振り返ってみます。英語に関しては中学から、数学に関しても中学の教科書から始めました。当塾の先生から1年間のスケジュール表を入塾したときに作っていただきましたが、私は日々自分の限界に挑戦し、3ヶ月ほど早くその年間スケジュールを終わらせました。

それゆえ、私は歴史に関しては世界史を選択していたのですが、点数が伸びなかったため8月に急遽日本史に変更することができましたし、0からのスタートでしたが、80点代後半までセンター試験でとりきることができました。

塾長がおっしゃる通り、何度も何度も反復することが大切だと実感しました。反復すれば見えてくるものが変わります。定着します。絶対です!もう一度いいます。反復こそ必勝法です!

ここで私が一つさらにアドバイスできることは、凡事徹底です。私は、毎朝玄関掃除をしました。また、駅から塾に向かうまでにごみ拾いをしながら行くことを続けました。小さなことかもしれませんが、英単語を毎日覚えるのと同じように、人として当たり前のことを続けることが大切です。私が教師を目指す上で、この1年間で学べた大きな財産の一つです。

少し私事が増えましたが、私が最後まで戦い抜くことができた理由は先生方のおかげです。勉強に関して(時に人生について)のアドバイスや志望校に関して親身となって考えてくれる先生方のおかげで、勉強が楽しかったです。本当に感謝しかありません。4年後私が教師となり、この御恩を子供たちへとかえしていきたいと思います。

最後になりますが、これから受験勉強に励む人たちは先生方を信頼し、自分の限界を反復演習で乗り越えてください。また、この一年間支えてくださった先生方、両親、友人に感謝申し上げます。ありがとうございました!!