後半に伸びて受かる学習

この塾のシステムは、他の塾でも学校でも出来ないことが出来る。しかもこれがもっともつめの部分では大事だと思う。基礎ができていないとまずいのだが、高校受験にしろ大学受験にしろ過去問の演習は絶対必要だ。それもやり方が大事だ。過去問をどうやるか。これでかなり決まってくる。時間を決めて過去問を解く。それから倍速で解説を聞く。脳みそが集中するのと不安がなくなるのがでかい。シンプルにやるだけで迷いがない。

印刷かけてもう一度問題を解いて制限時間より速く解く。

この繰り返しがもっとも受験のとき力になる。これが自動的に出来るように作ってきた。何でこんなの作っているのか不思議な気がするときがある。天命か。趣味か。笑

昨日体験で親に説明して実物見せたら驚いていた。自前で作っていると言ったらもっと驚いていた。進学校が取り入れたらたいへんなことになる。高3範囲を中3で終わらせることは十分可能だろう。まあ取り入れないだろうが。笑

受かった塾生は、これを素直にやった。しかも素直に実行した人は、奇跡的な伸びを示してきた。反復が基本だ。学校の宿題まじめによくやる子に限って伸びない。これは昔から頭ではわかっていたが現実的指導するにはむつかしかった。問題は、自動的に問題印刷できるように時間をかけて作ってきた。

解説もセンターなら20回分はある科目もある。しかも九州圏内の大学たとえば九大とか熊大と宮大とか鹿児島大の第2次の印刷と解説がある。高校入試は13年分全科目ある。ほとんどフル装備。これを、印刷、演習、解説、印刷、と繰り返して何回でも出来る。これが伸びる根本。

ちゃんとやって伸びないのは、本人の素直さが足りないか、時間が足りないのどっちかだ。凡人を天才には出来ないまでも近くまで持っていくことは不可能ではない。しかもほとんどの科目について少しずつ増やしている。

限時間内に問題を解けるというのが、受験の根本だ。

高3の塾生にセンターの過去問を時間内に解かせてみるとほとんど解ききれない。それを解説聞かせて問題とかしても全部出来る子は少ない。

何が言いたいか。宿題出して答えとかわたしてもほとんど身につかないでそのままになっているのだ。解説して、解きなおしをして、また解説きいて、3回ぐらい回さないと脳みそに入らないのが多いのが現実。分ると、出来ると、時間内に解ききれるちからというのは、別次元。この認識が甘い人が多い。

学校の強制力はすごいが、伸ばす力は弱いことが多い。宿題やってる場合かよといいたくなるが、合格発表の日をもっと想像しほうがいい。経験上学校の宿題やってる子は伸びが少ない。やることがずれている。自分の受験する大学の過去問やってからにしよう。

基礎を入れ込んでからが、勝負だと思う。

直前は、基礎のない人でも過去問やりながら基礎に戻るしか手がない。そういう人がこの地区は多い。凡人は凡人なりの伸ばし方があるが、天才しか生き残れないような学習が多い。

小学生、中学生の親は、子供を大学行かせなら、もっと高校の出口まで考えたほうがいい。普通科に行ったらどっかの国立にいけると思わないほうがいい。

9割方そう思っている。不思議だ。根拠のない自信。高3の後半になって学校の勉強じゃ無理だと気付く。国立で3倍以下のとこを探す方がむつかしい。浪人も推薦も全部入れた総計で

安心しているのだろうか。