いろんな入試問題は、教科書の基礎をつなげる力で解ける。

教科書やったらすぐに入試問題が解けるかというと凡人は無理だ。

山もとマサ選手がどうして50歳まで投手でいられたのかという質問に対して、

基礎練習を大切にしたからだと答えている。スポーツモ学習も同じだ。

問題集をやるというのは、基礎をつなげる力をつけるためだ。何度も言うが、問題集だけでは、

限界がすぐ来る。

教科書を無視するとよくないのは、大学の教授も教科書をみて作っているからでもある。

鹿児島大学の数学とか、教科書読んでしっかり定理を証明できるのかきいいている。

問題集だけだとセンターも苦戦する。

どうしてかというと教科書の証明に似たような問題が出る。導出過程がそっくりで

笑えるのもある。予備校のテキストにはない。教科書を

東大も昔三角関数の加法定理の証明を出して出来なかった受験生が多かったという。

まともに理解し、基礎をしっかり身につけるのは、全部の科目同じだ。

どこぞの有名予備校とか高校に行かないとだめなんてことはない。

基礎をしっかり入れ込めるのか、それを自分の脳みそでつなげられるか。

国語も英語も、基礎を最初はしっかり身につけようとするべきだし、

問題解きながら基礎に戻れるか。

やることはシンプルだが、

そっちのほうがいい。

はやくテンポよく理にかなった方法で集中すれば、

学力は伸びる。

応用力って基礎を縦横無尽につなげられる力だ。

基礎もないのにつなげられないだろう。

基礎をつなげる力というのは、凡人なら反復しかないだろう。やりたがらないが、

一番力のつく方法だ。

やらせすぎで消化不良になっている子供の割合は高い。

センター英語の解説6時間。化学でも解説3時間はかかる。まともに解法まで説明するとそのくらい

問題やってもいい加減な理解では、点数は伸びない。過去問とかやればいいというのではない。解説を丁寧に聞く子は、伸びる。

基礎のつなぎ方を教えているからだ。

過去問は、基礎と基礎のつなげ方とそのつなげ方のレベルがわかる。

やった後の学習の仕方が大切だ。