対話的理性

指導して伸びる子と言うのは、こっちにどうしたら、この科目は伸びるのかとか、やってものびないんですが、なにをやったら良いんですかとか、学習の組み立てを聞いてくる。

内容についても分からないところを聞くが、

どういうとき方をしたら良いんですかとか、

どの教材やったら良いんですかとか、質問が来る子は伸びる。

つまり学習のやり方組み立て方を聞いてくる。そういう子は、確実に伸びてくる。

昨日、今度高3の子が、模擬試験の結果をもって来た。学年で23位。偏差値高1のときからすると15ぐらい上がった。人数で言うと150人抜き。今度は、トップクラスになるらしい。普通クラスでは1番になった。理数科の子も抜かれている。

簡単に言うとドベがトップクラスになった。

学校の先生が驚いているらしい。

学習の道具が違うからだ。やったら確実に伸びる。集中力と効率がぜんぜん違うようになる子が多い。そうでなかったら、毎日10年も作ってこれないだろう。笑。

その子は、先生数学何をやったら伸びるんですかとか、古文どうやったら伸びるんですかとかアドバイスを求める。

塾の教材いっぱいあるので。その子のレベルに合わせて指導できるが、

組み合わせ方、やり方を聞かないで勝手にやっても伸びはすくない。

ビリギャル以上に伸びた子と言うのは、この塾にもいる。中退の子が早稲田に特待で受かった子どもとかは、よく質問に来た。

対話が出来ない子とか同じ教材使っても伸びはすくない。

伸びる子と言うのは、目標をしっかり持って、何をどうしたら良いのか、壁当たったら、

その突破法を聞いてくる。そうするとこっちも考えて、進歩する。お互いに話し合って知恵を伸ばす。

実際やるのは子供たちで、我々はサポートするだけだが、ハーバーマスの

対話的理性と言う言葉の意味するところが分かってきた。

話ができないと話にならない。