よく難関大とかに受かったとか言うと、頭がよかったとかよく人は言う。
成績が悪いと頭がよくないとか言う。自分はそうは思わない。
頭が良いから成績が良いとかそんなことはない。やるかやらないか、分かるまでできるまでやるかどうかで、性格の素直なこと向上心さえあれば、子供は伸びるのだ。
たとえば500点で150点の子が、300点越えたら、頭が悪かったのがよくなったということになるだろうか。伸ばす環境がなくて伸ばす学習をしなかっただけだろう。
普通の学習特に学校の授業形態なら、一回で理解できる子が頭の良い子ということになる。
伸びる学習の環境と本人の性格がものをいい現在の学力などどうにでもなる。
塾生にも大きく伸びる子もいる。目標や向上心と言うのがあれば大きく変わる。
塾と言うのは、学力を伸ばすのが仕事。これをずっとやってると頭が良いとか悪いという言葉はよくないとつくづく思う。
分かるまで反復できるかどうかだけこれを視点にすべきだ。覚えるのではなく理解しようとする習慣。
頭がよくないという子はいない。科目によっても違うのだ。ただ一回で理解できて覚えられるか、3回繰り返さないと理解できない子、5回繰り返さないと理解できないかの違いなのだ。100回繰り返さないといけないかもしれない。それでもやれれば、良いだけだ。
5回繰り返せば、一回の子を、逆転する。世間相場では、頭がよくなったということだ。
高校分野で、どうして落ちこぼれるか。当たり前だろう。量が多い。一科目でも相当な量だ。
一回で理解できるほうが少ない。
予備校大手とか行って、基礎ができていない子がどうして伸びるだろうか。
どこまで繰り返して理解できるか、頭の良い子悪い子というより、
繰り返す能力の方が重要だ。この視点がないと子供の学力は伸ばせない。
世間の常識がどうも別なところにあるようだ。