塾生指導して学ぶこと

限られた時間でどうやったら伸ばせるのだろうか。いろんな子供がいて育ちもちがう。

でものびる子の特徴と言うのがある。

繰り返す習慣を身につけること。

中3の子は、150点しかなかったが、親が採点して300はいけたと言った。3ヶ月で本当に150はのびた。

その子は、第一志望は、急に倍率が上がったので、他を受けた。それで悔しくて今度は大学受験でがんばるというので、入試が終わっても高校の予習をしている。

その子は、今も毎日来る。そんなに飛ばすと疲れるぞと言うが、進みが速い。学習が面白くなったのだろう。自分も褒めるからうれしいのかもしれない。

言葉は悪いが、褒めれば豚も木に登る。

何かが変わった。この調子で行くと、高1で理系の数学の基本は余裕で終わる。

解説を本人が言うには、わからないと7回は聞くという。わかるまで聞くという習慣が身についたら強い。

予習をしないとわからないというのがどうしてか、高3になって酷い点数になるのはどうしてか。

どうして学校の授業だけでは学力がつかない子が多いのかよくわかる。

繰り返さないと脳みそに入らない。読んでるだけでは簡単に脳みそにはいらない。解説がないと続かない。

単純な原理だ。

基礎ができないとぜったいのびない。

その子が言った。高校の分野は、予習しないととても自分は無理だと。

そういう子供の方が多いのでは。

高1高2が本当の勝負だと思う。