塾生のセンター模試と本番の得点変移。成績下位の子の伸び300点台。

このごろ塾生の点数がどのくらい伸びなのか、どうして伸びたのかまた伸びなかったのか、きめ細かく分析して、どうしたら伸ばせられるのか、具体的な教材とか、やらせる時期とか考えている。

もうすぐ2次試験の発表があるが、センターがその受験校で取れていると受かりやすい。当たり前だが、2次力というので差がつくこともあるが、センターが取れない人は、2次の力がないことが多い。

確かにセンターが取れていないのに2次で逆転する人がいる。でも理系で国語と社会で落としたとか、文系で理科で落としたとか、つまり2次の科目以外で落とした場合の話だと思う。

高3で入る子も多い。4月からとか6月の部活からとか大体成績よくて塾に来るというのはすくない。高3で、模試の点が低い子が、学校行ってどうなるものでもないのが現実だ。 基礎ができていないのだから。

高3だと毎日来て基礎の入れ込みに半年はかかる。全教科だと。

具体的に述べる。

330点の子。この子は、部活が終わってから来た。6月の進研マークの得点。フリータイムを勧めた。本番503点。173点あがった。2次で逆転できるか。微妙なところだ。

380点。この子は本番で539点。159点上昇。2次は英語だけ。単語と文法と過去問やった。受かってほしい。

340点、この子は、6月からフリータイムにした。本番529点。189点伸びた。特に理科と英語が伸びた。2次でも手ごたえがあったという。合格可能性が高い。

380点。この子は、塾に来ても宿題していた。最後のほうになって塾の教材やり始めた。本番505点。倍率高いので、微妙だ

380点。この子は、週2回しかきていない。夏まで宿題とかやっていて、大丈夫かと思ったが、後半過去問演習と解説で急に伸びだした。本番580点。200点伸びた。2次も出来たらしい。受かる可能性大。週2でこういうのは、珍しい。脳みそに化学変化が。笑

330点、本番485点。この子は、私大に受かった。

言いたいことは、300点台取る子も多いし、塾に行ってもしょうがないなんていうより、現実はもっと別なところにあるような気がしてならない。

全教科対応で、授業や個別で、高3一年足らずでこれだけ伸ばすとなると、教える方が死ぬだろう。

自分はまだ死にたくない。笑.

一つの基準として進研模試で高1、高2で偏差値60ない科目は、センターとか2次で苦しい戦いになる可能性がある。50とかだと高3の後半では、そのまま行くと河合で40から45.これが相場だと思う。

偏差値とか気にしないが、一つの基準にはなる。また模擬試験の種類と時期でまったく違う。