県立かこもん

27年の分の問題と解説作っていなかったので直前にやらせるために解説作った。数学と英語と社会だが、解いてみて微妙に変わったなと思う。国語も作った。2番の論説の文章良いこと書いてあった。

数学と英語90分、社会は120分かかった。一問ごとに詳しい解説を作った。

数学は,満点取れないように小問1問だけは飛びぬけた問題があった。これが出来たら、東大か医学部いけるだろうと言う問題。後は工夫されている。8割越えは、トップクラスなら可能だ。

英語は、昔より長文が長い。しっかりした基礎力のあるなしで差がつくだろう。単語にFOUNDと言うのがあって、これを設立するという他動詞と見分けられただろうか。なかなかシャレタ問題だ。

社会は、その場で考えて記述させる問題が多く、よく工夫された良い問題だが、国語のテストに近い気がする。選択問題も、衆議院の優越について聞く問題に、予算の議決と、条約の締結とあって、予算と条約と法律と内閣総理大臣とか暗記していると間違う可能性がある。

条約の締結は内閣の専権事項だ。ただ、公債と国債の違いがあるのにそれをごっちゃにしている出題があって不適切だと思った。でもそれ以外は、とても良い問題だと思う。

特になぜ薩長が倒幕に動いたのかの理由をグラフから問う問題はすばらしい。

過去問解くということは、どういう学習をすれば良いのか、方向性を決める。

大学受験でも同じだろう。県立なら短期で間に合うかもしれないが、1年前には1回ぐらい解いていた方がいいと思う。つくづく思う。2次なら解けなくてもレベルに触れたほうが良い。

ネットに考書読めば受験に受かるというT塾があるが、それだけで受かるという保証はない。授業がなくても受かるとまでは自分は言えない。

教科書、参考書、問題集、過去問総合的にバランス取るのがむつかしい。これやれば受かるとかそんな単純なものではないだろう。国立なら特にそうだ。

学校の中間期末の問題とレベルと質が違う。自分らレベルで瞬殺出来るような問題は、大学入試には出ない。

それを県立の過去問の解説作りながら、思った。

やっぱり入試問題よく考えて作ってある。芸術的だ。