このごろ中学生とか小学生でも、ノートに傍線引いて答え写して提出する学校の宿題が多い。
ノートにまとめたり、自分の考え整理するのは良いが、理解も記憶もできていないことがらをただ写すだけの作業と言うのを小さいときからさせると言うのはどうなんだろうか。
時々塾で見かけるので、5分だけとか言うこともあるが、金のむだだから家でやれという。そういうことをしている子どもというのは、学習だけではなく、将来の仕事それも形だけの仕事しか出来ない大人になる可能性が高い。その前に、学力がつかない。
理解し、暗記できた事柄を確認するための宿題なら、意味もあるが、ノート一頁なんか書いて良いよ、とにかく埋めてみたいな、そんなことを管理して、どうなんだろうか。
理解し、自分のものに出来たら、問題も解ける。これが基本で、写すとか、ただ書くというのは、脳みそを腐らせる。
基礎とか基本の入れ込みと言うのが不十分な子供たちに形だけの宿題だすから、ろくな実力も付かない。
これを高3までやっていたら、学校優等生が、未知なる応用問題さっぱり解けないことになる。
実力があるのと、学校で優等生なのとは、田舎になるほど違うだろう。
そもそも子ども自身が、自分で考えて学習できるようにするのが大切で、これを出さないとだめだみたいな。もっとましな指導の方法もあるだろう。
学習時間に比例して学力つくというのは、まともな学習をしたときという条件がある。