苦しいときがない人がいるとしたら、そういう人は聖人か何かだろう。普通は、苦しいときがある。
苦しくないように準備したり、計画を立てたりして苦しくないようにすることが大事だが、うまくいかないとか予想もしないことがおこるとか、自分の判断ミスでうまくいかなかったり苦しい状況に陥ったりする..
そういう時は、視野が狭い。目先しか見ていなかったり、大事なものを忘れていたリする。
自分もそういう経験をいっぱいした。でも失敗から学んだことが多い気がする。一生懸命やってもうまくいかないこともある。
苦しいことがあってどう対処するのかそれで人間性がよくわかるし、その苦しいことをどう乗り越えるのかで大きく人生の方向が変わることがある。失敗したことが後からよかったということの方が多い気もする。
失敗が悪いのではなくてそれを生かさないのがまずいのだと思う。
失敗は成功の母ということがある。それは、大切な考え方だと思う。
失敗したら人のせい、苦しかったら逃げて楽なほう。これでは、学びの機会を放棄し、愚か者の生き方を選択する可能性が高い。長い人生この道にすすみたいなら本人の自由だが。
苦しいとき、失敗したときがチャンスなのだと思う。これで大きく飛躍できるからだ。
受験指導をしたり、塾生の学習指導していると、苦しいときの対処法と同じことが言える。
苦しかったら、苦しい原因を見つめて苦しくないようにする。逃げていては何にもつかめない。
受験勉強続けていても合格通知もらうまで不安で苦しいこともある。浪人とか一番苦しい時期だろう。これを乗り越えることに一つの意味があると思う。
どんな人間にも我慢しないといけない時期がある。それをどう乗り越えるか。
現役で受かりました。この年になるとそんなの勲章にしないほうが良いと思う。特に推薦とかだと黙っていたほうが良い。
成績が悪い。受験に失敗した。
それにはしっかりした原因がある。原因を素直に見つめ、継続と工夫で解決するしかないことが多い。
どこに行ったよりどう乗り越えようとしたのか、塾が言うとおかしいが、結果より努力の過程が大切だ。ただまともに良いやり方をやってれば結果はまともに出る。
苦しいときは、それに立ち向かって解決する努力と継続と根性を身につけるのか、それともにげて、楽なほうに行くのか、それとも別な方向に向かうのか、そういうのは、死ぬまで問われる。
抽象的だが受験だけの話ではない。生き方の問題だろう。えらそうなことは自分も言えないが。笑
失敗から謙虚に学ぶ。苦しかったら、その原因を追究して、解決法を探る。こっちの方が間違いなく、実りある人生を送れる。
自分も今でもいろいろ考えさせられることが多い。
受験勉強は、苦しいときの対処法を教えてくれるものだと思う。
愚か者の道にすすまないでほしい。苦しかったら、にげるより立ち向かった方が、苦しくなくなる。にげると苦しさが倍増する。学習も同じだ。
苦しかったらチャンスと思えるようになったほうが良いと思う。