塾生で、他の塾から来た中3生。夏の模擬試験の結果が酷くて驚いた。親は元塾生で、他の塾を転々としていたらしい。
自分のとこには、なかなか来なかった。笑
狙うところと相当な点数差がある。これでは受からないので塾に毎日来ること。塾の言うことを聞くという事ではっぱをかけていた。
やり方は、中1から中3までの凝縮した数枚のプリント。これを何度も反覆させていた。
昨日やっているのをみたら、正解率が上がっている。かなりわかってきている。少ない量だが凝縮したものを反覆させた。もちろん解説が音声で流れる。
相当短期だが伸びている。この繰り返すと言うことがどれほどのものなのかわかっているだろうか。
力がつくのは、一度目ではない。繰り返すときに力がつくのだ。
いつ力がつくのかわかっているのだろうか。何年もやって出来ないのは、これができていないから。
たったこれだけの簡単な原理だが、やってることは大抵広げればいい。やればいい。広げるのはいいが、くりかえせる量にしたほうがいい。問題演習は、力を試すためにある。
たくさんやったから力がつくと言う面もあるが、基礎は絶対繰り返すべきだ。演習するのは。それを試すためにある。
塾生には、いろんな教材を与えているが、繰り返せとしか言わない。繰り返しがないと本番で使える知識にならない。
それでもみんな実行できているかと言うとそうでもない。これは、実際やるのはむつかしいのだ。
人間新しいものが好きで、そのように脳がリセットされているからだ。無理やり強制力を働かせないとなかなかやろうとはしない。
やれやれではない。やって繰り返せだ。