二大巨頭

塾生でパソコンが使えない子がいる。直接指導している。学年が同じだ。二人とも知り合いの紹介で、どうにか伸ばさないとと思う。

パソコンを聞いても伸びがないというか、脳みそに定着できないし、反覆しても効率が悪いことが分かってきた。

そこで直接指導でしかも特性のプリントをつくった。数学をまず伸ばそうということで、大きな字でしかも問題数の少ない見やすいものだ。これをいっぱい準備した。

どっちもどっちだ。あるときはこのこの子のほうが、分かってきたなと思うと、つぎの日は分からなくなっている。最初はどこから分かっていないのか、どこから教えたらいいのかすらわからなかった。

一人は、紹介してくれた人に塾長は怖いといっていたらしい。笑。

掛け算から割り算、分数の足し算引き算、小学校からの計算の仕方から教えながら、大声張り上げて教えていると、高校生が笑っている。

でも約2ヶ月でずいぶん計算が正確に出来るようになった。一人の恐怖で凍えた子が、質問をするようになった。笑。

二人ともえらいのは続けてきて休まないことだ。

このレベルになると学校だけではどうにもならないと思う。でも、二人を教えていていろんなことが分かった。

普通のプリントや説明では分からない。同じような問題をたくさんさせてすぐに教えればいいということだ。これをしつこくやるしかない。

数学をどうにかしないと始まらない。数学できるようになれば後はどうにかなる。脳みそが変わってくるのだ。

英語も特性プリントを今作っている。

子供に合わせる。1割かそこらは、最初は直接指導しか手がないと思う。

子供の学力とか、自然につくものではない。そのままにしているととんでもないことになる。