国立型と私立型

国立理系の偏差値が10以上去年よりあがった浪人がいる。10あがると言うことは、5科目ともまた5教科7科目平均して10上げないと上がらない。

一つの科目に集中すれば上がるのはできるが、科目数が多いと簡単には上がらない。

広告で偏差値10アップとか20アップとかあるが、よく見ると1科目のことが多い。

総合偏差値10アップなら7科目なら総合で70偏差値上乗せしないといけない計算だ。

そんなに簡単に上がるものではない。忘れるからだ。忘れる以上に覚えないと伸びない。

私立型は、科目数が少ない。簡単には上がらないが、やり方がよければ、上がりやすい。3科目が多い。その分一つでも苦手があると特に英語ができないと私立は、文系も理系も受からない。

早稲田に特待で受かった子は、偏差値3科目で模試によるが、30から40上がった。つまり総合で、90から120上乗せしたことになる。

国立理系で偏差値が10以上

上がると言うことは、私立型だと15から20の偏差値が上がるということと同じ価値がある。

学習にはやり方がある。

これが分かれば、受験とかたいしたことはないのだが、ほとんど受かるような学習をしていない。

やり方はシンプルだが、知恵が要る。

どこの学校に行っても、どこの予備校に行っても、受験は個人的な問題だ。

大手だから伸びるというj保証はない。できる子がいっぱいいるだけで伸びている子は少ないと言う場合もある。これは、外からは見えない。

本番で合格点をとれるようにする。これだけを考えて学習するべきで、何をどうやったら、またどのような思考方法で学習すべきか根本が抜けていることが多い。

それで塾で飯が食えるわけだが、それにしても田舎の学校の受験指導は、受かるような指導ではないことが多い。K高校で、宿題出さずに物理で最高点96点取った塾生に,腹を立てた教員がいたらしい。

次が84点だったらしい。これに腹立ててから5人組と似た制度をしいた。

連帯責任負わせて宿題出さない子が一人でもいたら、宿題の枚数を増やすと言う。どこを向いて指導しているのだろうか。基礎を子供たちにつけるのが、仕事だろう。その塾生は、その子はしぶしぶやっている。ほかの子に迷惑がかかるからだ。

それ以外にの似たような話を聞く。ベクトルの方向が違うのではないだろうか。

宿題出すのが仕事になっている場合が多い。受験科目は一つではない。

教科書とか過去問を大切にしないことが多い。これで受かる方がおかしいし、伸びないだろう。

この2つは、必要条件で、これをしっかりやらないと凡人は、難関になればなるほど合格はしにくい。

伸びるには伸びるだけの基本原理と理屈がいる。後は本人のやる気と素直さが、必要だ。

どうやったら伸びるかをもっと真剣に考えるべきではないだろうか。