宿題出さない

自分の塾は宿題とか出さない。そもそも宿題出して学習させると言うのは、小学校また中学までが限度だろう。

高校では、授業形態ならテキストの予習として宿題出すのが限界で、高校の教科書と問題集をやるだけでも、学校としての役割は十分だ。教科書使い丁寧に基礎を教えるだけで十分だと思うし、高校の理科にしろ社会にしろ量が半端なく多い。

何で高校3年間、朝から晩まで学習しても高校生のこっちの高校の平均とか見ると構造不況になっている原因は、塾をやっていないと見えないかもしれない。

ある塾の先生もブログで書いていたが、田舎の高校の特徴は、難関大とか狙って合格圏が出るのは、高3の春までで、9月以降は、模試の判定が急落する。

受験校が進学校が参入するのと、浪人が本格的に受けだすからだ。後半に追い込むにも宿題が邪魔になる。

言いたいことは、まともな受験勉強やるのに学校の宿題やってる時間とかないといいたいのだ。

受かる人は、何をどの時期までに終わらすとか考えている。

そもそも学力とか、自分で組み立てて自分でやるのができないでは、本当の力はつかない。

フランス料理も中国料理も日本料理もいつも作れと言われても。具もなく、作り方すらわからず、何をやっているのかすら分からなくなっている子供が多い。

宿題出して伸びるのは、基礎が定着して、処理するスピードがついたこどもだけだ。

そのレベルは、宿題出さなくても自分でやれる子だ。

結局、宿題とか

教科書と問題集の予習ぐらいに最低絞るべきだ。

塾で宿題高校生で出すとか不思議な現象だ。そういう塾に行った子は、学校の宿題と塾の宿題に脳みそをやられる子が多い。全部中途半端になる可能性が高い。

学習には、手順がある。基礎を定着させ、問題を解き、間違いを直し、弱点を見つけて、基礎に戻る。しかも反覆しないと身につかない。

子どもは、育てて伸ばすもので、やらせれば伸びるものでもない。

まともな学習は、宿題は最小限で、実績の出ている学校は、宿題を出さない。

なぜ出さないか。理由がある。