薄い本でまわすと短期でも伸びる。

塾生を見ていて思うが、基礎の弱い子どもとか理解力が高くない子供を伸ばす方法とレベルの高い子供を伸ばす方法は、基本的には同じだが、教材の選定をその子にあわせることが大切で、いろんな教材そろえる必要がある。

でも厚い本とか網羅性があっても、まわすことができないと基礎に時間がかりすぎて、時間の割りに点数が伸びないことが多い。

このごろ特に思うことは、本で差がつくというより、いかに早く基礎を短期で作るかが多くの場合大切なようだ。

成績がよくない子供を伸ばすには、薄い本で確実に知識を定着させるのが大事だと思う。

チェックが大事なのは分かるが、確認したところで、何度も反覆したほうがましなのにとおもうことがおおい。

テストとかが無駄だとは言わないが、教材を何度もまわしてから確認をした方が効率がいい。

定期で追いまくられ、目先の学習しかしない習慣を、抜け出さないと本当の力はつかない。

基礎ができていないのに、テストとチェックに追いまくられている子供が多い。

確認は大事だが、確認してもそのときだけで終わっては意味がない。

確認とテストそれが本番の入試に通用する確率は低い。

中学も高校も同じやり方で続けて破綻しない方がおかしい。量と質が変化するのにもっと早く気づきたい。

とにかく一度は早く薄い本で全体を回すことだ。全体をつかんで細部に行く体系的な学習をすすめる。

木を見て森を見ない子供が多すぎる。