合格した子の目線で学習しよう

受験指導30年。指導がまずけりゃ合格できないが、所詮子どものやる気、根性、継続力、理解力そんなものが、根底にある。そういうのを伸ばすきっかけにはなるが、最後は子供の力を子ども自身がつけないと結果は出ない。

合格した子がどのような過程を経て合格していったのか、その過程をしらないと頭がいいの、悪いのとかで結果を評価する。合格するだけの学習の過程をしっかり持って、本番で力を発揮したのは、指導の側はよくわかる。

宿題まじめにやってれば受かるの、学校の言うとおりやればいいの、塾には行く必要がないとかよく聞くが、合格特に大学受験とか、どのくらいの点数を取り、どのくらいの時期に、どのくらい仕上げるとか、そういう戦略立てないと最初から不合格が見えていることが多い。

受ける前からだいたい分かる。経験と言うか勘が働く。

合格するには、合格した子がどのような学習をしたのか、科目間のバランスはどう取ったのか、いろんな子供の目線が分からないと結果は出ない。

子供の学習指導は、子供の目線、特に合格した子供の目線に、近づけようとすべきだ。

上から目線じゃ子供は伸びないし、受からない。受かる子は、受かる戦略たてて、バランス考えて、自分で組み立てが出来るようになる。

子供が最初からできるのはよほどの人間だ。そのやり方と組み立て方を教えないとむつかしい。分かれば、子供は自主的にやるようになる。

受験は総合力だ。一科目ではない。