学習がたのしい。

塾生の高2が、中高一貫の内進組の子と一緒になって驚いたと言う。なにに驚いたかというとどんなに出来る子達なのかとはらはらしていたが、思うほどできる子が少なくて、自分らのほうがましなほうだというのに気づいて驚いたと言う。

高校入試が無いとだらだらになるのも一つの理由だが、先取りがうまく機能していないからだ。

自分の塾生で、中高一貫に落ちて今中三の子がいる。これは前にもブログに書いたが、毎日塾に来るようになった。それが、本人の意向なのだ。

親が、うちの子が勉強がおもしろいと言い出して、塾に毎日行きたいと言う。こんなに勉強がおもしろいと言い出すのは不思議だ。ほかのお母さんとか自分の子が勉強しなくて困っていると言うのに。とおやがいう。

伸びる学習というのがあって、それを子供が信じて取り組めば、早ければ脳みそが柔らかいうち取り組めば、ドンドン分かり、ドンドンすすみ、ドンドンできるようになる。

その子は、中高一貫の子よりはるかにできると自分には自信がある。もう少しやりこめばとんでもなく出来る子になるだろう。

人間の脳みそと言うのは、楽しいことを受け入れやすい。

学習が、たのしくなるのは、やった分だけ伸びる実感があるからなのだ。強制でやらされるのではなく、いい教材を与えれば、やる気のある子は、いやでも、分かるからできるそして早くできるに変化していく。ただ短時間だと伸びは少ない。

指導する方が主体になったところで、子供は受身のままでは伸びにくい。強制ではなく主体的に学習して、どうしても分からないところを質問できるやり方が、一番だとおもう。

もちろん100パーセント伸ばせるわけではないが、高い確率で伸ばせるやり方があり、高い確率で伸びないやり方がある。

伸ばす目線がずれていると、子供は伸びない。