反復何回やればいいか

早稲田の特待で受かった子は、英単語20回以上。日本史教科書8回、塾教材15回、国語は忘れたが、何回も繰り返した。知識とか基礎を一回や二回で入れ込めればいいが、凡人はそうは行かない。

昔、農業高校出身の子が英単語覚えられないと言うので、70回以上回した.専修、駒沢、に受かった。青学はもう少しだった。一年足らずで上出来だろう。

人によって覚えやすい科目、覚えにくい科目があるから、何回繰り返せばいいということはいえないが、とにかく覚え、理解するまでやるしかない。確実に自分のものに出来るまで、反復する必要がある。

これが出来れば、下剋上が起きる。

でも、この反復は、簡単には出来ない。塾生に耳たこが出来るほど言うが、徹底して反復できる子は、現役では少ない。反復どころか教科書、参考書、問題集、一回回せばいいほうだろう。いや違ったプリントだった。笑

反復は、つまらないのは分かる。一旦やったものを見返す。しかし理解に結びつくようになるし、理解のために反復するわけだ。棒暗記とは違う。

でもこれが出来るかどうかで受験はほとんど決まる。

3回回すということすら出来ない子が多い。予習をすると、学校の授業で2回、そして、復習で3回。3回繰り返さないと、定着しないのが普通だ。

剣道でも素振り3回で大丈夫か。学習の世界は、3回やったら良い方。こういう人が多い。それで、能力が無いの、自分は頭が悪いのと言う。これが可笑しくはないだろうか。

何回もやれば覚えられ理解も出来るようになる。

何回やればいいか。そんなのは、人によるし、同じ人でも科目の種類による。

でもこれだけはいえる。反復しないと、凡人は伸びないし、受からない。凡人とは、99パーセントの人を言う。自分もそうだ。

なにをどうやるかどういう意識でやるか、そして反復。

耳たこで申し訳ない。でも反復。笑。

追加。熊本校の浪人。日本史学校でとっていなかったらしい。2周目に入ったら、腕試しにセンターの過去問解いたら、74点だったらしい。2ヶ月足らずでここまで取れて本人が驚いていたらしい。現役では、地理だったらしい。高速で反復かけると問題ときたくなる。