親の目の付け所

昨日、保護者が小学生の体験授業を横で見ていた。親も大学受験をしたらしく、こっちの話をよく聞いてくれた。

なぜパソコンを使うのか、なぜ教科書が大切なのか、なぜ予習をしたほうがいいのか、なぜこっちの高校生の学力が低いのか、伸びないのか、なぜ、過去問をしないとまずいのか、なぜ反復しないとまずいのか、なぜプリント学習は伸びないのか、なぜ、小学校の時代の学習が大切なのか、

いろんなことを話したが、話していて理解力が高い。こっちも調子に乗っていろんな話をした。目の付け所と言うか、学習のやり方に対して興味を持っていた。

親の目の付けどころが、するどかった。

学習と言うのは、何をどうやるかが大事で、中身は次に来る。中身もだが、やり方がまずいと伸びない。やり方とか、組み立てとか、計画の立て方とか、ものすごく大事だ。考えない学習が、蔓延している。

鹿児島から来た子とか最初はなれていなくてかわいそうだったが、今は生き生きとして学習に取り組んでいる。親が、この塾を探して、体験にきた。どこを見るかだ

わざわざ鹿児島からこの田舎の塾には来ないだろう。親のセンスが違うと思っている。普通は大手に行く。大手の指導が、センスがいい訳でもない。目の付け所が違うと思っている。

熊本校には、浪人が一人しかいない。その子は、難関私大狙いがが、もう2周目に入っている科目があるらしい。難関突破は、反復だと言うことが分かっている。大手に行かなくてよかったと言っているらしい。ふつう一人で大丈夫この塾そう思うだろう。親もセンスがいい。反復が出来ないと伸びない。

受験は、一人で受けに行くものだ。予備校で彼女作って落ちたのもいる。受からないと話にならない。昔、この塾にも浪人の一人で学習した子がいたが、しっかり旧帝に受かった。

やり方とか、学習の組み立て方とか、1年も2年も変れば、脳みそも変る。不登校が早稲田の特待まで取れるようになる。やり方がまずいと現状維持がせいぜいだろう..。浪人して成績の落ちることがあると聞いたが、問題だけではそうなる可能性もある。

塾生見ていても、伸びる子は、親が見ているところが違うし、センスがいい。

自分の塾生の親でも、旧帝大に入った親とか、目の付けどころが鋭いひとがいるが、、親が、自分の子供はどういう状態であることを正確に把握して、どういう学習をさせれば伸びるのか分かっていないと時間が経つだけで、学校任せで最後は、子供が悪かったで終わる。

自分の子どもも、親として大変な思いをして大学にすすんだが、親は自分の子を教えるのはきつい。でもポイントははずしていなかったと思う。いろんなことを学んだが。

今はえらそうに、自分の方に塾生の指導の仕方とか指南したりするが、それは自分の言ったことだろうと思うのが多い。笑。

どういう学習をすべきだと言うことは、しっかり把握していないと、人任せ、学校任せでは、卒業するころにはとんでもない学力になっている可能性が、この地区は高い。やらされているだけで自分からやる学習ではない。

それが受験の結果に出ている。

予習をしないと大抵うまくいかない.

宿題に追いまくられたらなにをやっているのかすら分からなくなる。