田舎こそもっと自由で自主的な学習が必要だ。

継続は力だが、成果のでない方法で継続しても成果はでない。学習は、楽しくやりたいが、何をどうやればいいのか本当に分かるのはむつかしい。

田舎は、学校が今でも圧倒的な権威を持っている。社会にでるときの協調性とか集団生活とか運動とか大切だろう。学校は学校としての役割がある。でも学習の進め方は、高校とかかなり改善したほうがいいと思う。、

塾生の中には、学校に行かずに塾で高認で大学受験をしたいと言い出す子がいたりする。そういう時は、引止めに入る。やる気のある子ほどやめたがることも多い。こういうのは、困る。学校が、学習指導の場として機能しにくくなっている。

もっと自由な環境が田舎は必要だ。南九州特有の学習指導が多い。ほとんど自分の学習が出来ない。

やらない子はなにをどういってもやらないし、やる子はほっといてもやる。そっちのほうが伸びる。高校生にもなって、強制でのびるようには、脳みそは出来ていないと思う。目標があればいやでもやる子が多い。環境が問題だ。

前にも書いたが、宮崎県のセンター平均は、502点で46位。東京は、650点で1位だ。成果が出ないと言うのは、おもしろく楽しくやっていないはずだろう。いやいややっている子が多い。ただの作業が、学習になっている気がすることが多い。宿題の答えを写すか、人のを写すか。

定期はそのままでる。脳みそが腐る。暗記で済まそうとする。なぜかがない。

自分も問題とくが暗記で通用するのは、ほんの一部だ。理解と基礎を基本にしないと手も足もでないだろう。

脳みそが、喜ぶような学習をすべきだ。原理原則は、基礎を作り、基礎を使うようにすることだ。何度も言うが、応用も基礎の組み合わせでしかない。基礎を作り、問題を解いて基礎に分解できるようにすると学習は楽しくなる。

塾生が、ベクトル方程式が分からないと言ったので、方程式の意味から説明したら分かったと言う。方程式って言葉は何か。そういう根本から理解しているか。そういう思考が大切だ。いやでも出来るようになる。分からないときは、言葉の意味から探ったら分かることが多い。

話は戻るが、調べてみると、塾生で今年国立に受かった子の平均は、671点。受験者の平均は、615点だった。塾生は、いやいや学習をしていない。自分の弱点をつぶすのと過去問を解いたり、自分を高めようとする。自主的にやるから伸びると言いたいだけだ。

高3が一番多くて、しかも夏からも来る。笑。

高校になってから塾に来る子が多いが、小学とかからやってる子の得点はずいぶんと高い。小学からの積み重ねがどれほど大事か、塾生を見ていて思う。学習のやり方と考え方が、脳みそにしっかりと定着するからだろう。

高校受験とか中学受験とかは、通過点に過ぎない。それも大切だが、大学受験というのを意識しろと言うのがむつかしいのだろうか。何かがこの地区は違う。盆地特有の何か。

そろそろ指導する新天地を求めて、場所を変えようかと本気で考えることがある。笑