熊本校に遊びに来た子。

熊本校に浪人生で早稲田狙いの子が、3月から塾に入ったらしい。らしいというのは、自分は都城にいるからだ。

やたらと進んでいて、やりやすい、はやい、分かりやすいとドンドン進んで、英語の参考書でネクステージというのがあるが、2週間で一回まわしたらしい。他のもやっているからかなりのペースだと思う。でも不思議でもない。笑。

この塾はパソコン二本を取り込んでいる。本は、買ってもらうというより買わないと見直しが出来ないわけだが、500ページ近い本を自力で読んでやるのに、自分がもし受験生であっととしても最後まで一回読むのも怪しい気がする。笑。

自分がよく考えると試験に出る英単語というのを何回もまわした記憶はあるが、他のとか何をやっていたのかすら覚えていない。つまり本を何回も読む作業がかけていたわけだ。

塾生見ていても本を何回も読むような学習をしていない子が多い。学校は、プリント学習。プリントは、演習には有効だが、本を見るということがかける可能性が高い。

予備校に行っても簡単に伸びないのは、基礎の入れ込みは自分でやらないといけないからだ。

話は、戻すが、その浪人した子供の友人が、塾を見に来たらしい。そして体験学習をして、大手の予備校に金を支払ったのをかなり悔やんだらしい。

それは、受験生でないと分からないだろう。自分で本を読んで複数の科目を出来たら、大抵志望校は受かる。

市販の合格体験記とか見たら分かるが、この本とこの本を使ってこの科目は仕上げたとある。授業のことは少ししか書いてない。ペースメーカーだったり刺激にはなるだろう。

自分でいい本を選んで、読み込むことが一番大切だ。自分のとこのような個人塾とか学校も相手にもしていないが、見ている視点がずれ込んでいる場合が多い。

建物をよくするのと受付に美人を置くというのが、塾とか予備校の戦略の一つだ。自分のところはこれが出来ていない。笑。

塾生でおおばけする子が、時々いるが、本を高速で回す。反復をする。こういう当たり前のことが出来ているからだ。

世の中不思議にずれ込んで、当たり前のことが当たり前出来ていないことが多い。時々塾生が、小学校で習ったことを知らないことがある。教科書に書いてあることだ。びっくりする。高校分野なら、半分ぐらいの生徒は、教科書の中身を分かっていない。自分の苦手な教科とか今だからはっきり分かるが、教科書が分かっていなかった。

金を払って何を塾や予備校に求めるのか原点を見つめることも大切だろうと思う。お客さんにならないという保証はない。

本を何度も読み込めば、その科目はいやでも得意科目になる可能性が高い。また過去問をやりこめば受かる可能性が高い。この二つに視点を自分らは置いている。誰でも伸びる可能性がある、

解説のない教材で学習するのが、今は不思議でならない。世間の常識は、学習分野では非常識な気がしてならない。根性と理解力と継続力の高すぎるものが、要求される。

あきやすい凡人でも続く教材つくりが自分らの大切な仕事だ。塾生のこれは分かりやすいという言葉が励みになる。