予備校選び。

予備校を何処にするか選択間違えるととんでもないことになる。大手だと安心だろうが、みんなで渡れば怖くないは、受験では通用しない。あくまで個人的な問題だ。

基礎が出来ていない子が、大手とか行って何年も受からないのを見ていると、基礎の入れ込みとか自分でやれるなら、自分でやったほうが金もかからないのにと思うことがある。

基礎と基本をまず自分のものにしないといけない。だから、学校に行っているときに基礎を入れ込み予習をしろというわけだ。基礎もだが、棒暗記の習慣は怖い。

それが出来ていないと受験はうまくいかないことが多い。こんな基礎も分かっていないのかなと驚くこともある。基礎とか基本を使って問題とくわけだが、暗記のくせが邪魔になる。

学校に行ってるとき覚えよう覚えようとする癖を抜くのにも時間がかかることがある。

英語でも理屈とか品詞とか無視してていると、どうしてこういう訳になるのかとか、英作とか出来ないだろう。棒暗記するのも必要なこともあるが、理窟をつけないでやるくせは、痛いことが多い。分かってしまえば、たいしたことがないのを、暗記しようとすると時間がかかる。

数学でもむつかしい問題も基礎の集合体で出来ている。基礎も出来ていない子が、問題の演習で伸びないということはあたり前なのだが、それ以上に暗記の癖を除去しないとまずい。

どうしてかと言うと応用が利かなくなるからだ。知識は、増えるだけではまずいのだ。関連性とか体系性とかが必要になる。

こういうのは、意外と分からない世界だ。学問とか理屈で成り立っている。なぜそうなるのとかないと応用も何も出来ない。定期で暗記のくせがつくと受験に落ちやすい理窟だ。

逆にまったく学習をやっていない子のほうが伸びることもある。ただやればいいというわけではない。理屈とかなぜかとかにこだわらないと本当の学力はつかない。

それに出来る子は、自分なりの学習理論をもっている。それは、人に教えてもらうこともあるし、自分で考えたのか分からないが、学習理論をもっていることが多い。

大手予備校に行ってる上位層とか基礎も基本も学習習慣も出来ている子が多い。

そういう子が、1年やって実績をつくっていく。何処に行けばいいのか悪いのか、人によって見極めがないと大変なことになるのも見てきた。

5000人もいれば、300人難関に受かるのは当たり前だろう。上澄みしか見えない。どの世界もそうだが、負の部分は見せないし、見えないようになっている。

基礎の入れ込みと学習理論の体得。これが出来れば、何処まで伸びるか分からないが、時間は有限だ。

慎重に選ぶのを薦める。自分の学力に合ったところと伸ばす仕組みを見たほうがいい。

1年で何年分も仕上げないと受からないことも多い。中学とかでやることが分かっていないと大学入試も解けないことも多い。中学からやらないと受からない人もいる。どこからやるべきかは、人による。

効率性が悪いとうまくいかない。エスカレーターが下がるのを逆に駆け上がるような感覚でやらないと浪人はうまくいかないことが多い。集中力と効率性が必要だと思う。

なぜか今年は、遠方から来てこの塾で浪人する人がの割合が高い。