塾生浪人が、化学の過去問やっていた。解答がおかしいのではないかとF大先生が塾にいたので、質問をしていた。大先生もおかしいと言う。
つまり赤本の解答がおかしいと言うことだ。昔々のことだが、京大の物理か化学に出題ミスがあり、回答が出ない問題があった。試験中に受験生がそれを指摘し、出題ミスに大学が気付いたと新聞に出ていたことがある。
間違いを指摘した受験生は、すごい実力者で間違いなく合格しただろうと思う。試験中に間違いを指摘できるほど理解が深いと言うことだ。
たまには自分も参考書の説明や問題集の解答の間違いに気付くことがある。本に書いてあるから、全部正しいわけではない。暗記しよう覚えようばっかりでは、脳みそが腐る。覚えないとどうしようもないものもあるが、出来るだけ本当かな、これよりもっといい解法はないのかとか主体的に考えるようにしたい。なぜかが学習の根底にないとまずい。
間違いに気付くと言うことは、本当に理解していないと出来ないことだし、解答よりもっといいと解き方とか気付けばうれしいだろう。、
受験の先にも、学習がある。主体的に考えるということが、大事だろう。
F大先生の知識の広さはすごいが、分からないと直ぐに調べる。一次資料に当たるということだ。分からないと人に聞くのも大事だが、自分で調べることは、もっと大事だ。
解答の間違いに気付くような学習が出来るようになったら最高だと思う。
いよいよ明日から二次。自分の力を発揮してもらいたい。