まともな学習をしよう

東大卒の美人弁護士の本を再読していた。簡単に言うと文系科目は、7回教科書を読む。理系科目は、7回解きなおしをする。過去問を基礎が入ってから,並行して解く。最初から完全主義は捨てる。全体を見てから細部に入っていく。知識を入れないのに問題は解かない。時間の無駄だ。教科書を大切にする。問題集や参考書は必要なものに絞り、それを繰り返す。

つまり、基礎基本を徹底して入れ込む。そして問題を解く。そして過去問で出題を分析して、自分の弱点をつぶす。

これがまともで一番力のつく方法で、このやり方かまたは近くないと凡人は、東大とか医学部とか現役合格とか無理ではないだろうか。

そうでなくても、国立現役とか、ほとんど受かりそうのない学習をしている子どもがおおい。学校が絶対的な権威を田舎は持っている。これがまずい。伝家の宝刀プリント宿題学習法だ。笑。

手法は違っても学問には王道なしと言うが受験には王道があるような気がしてならない。自分は大学受験で第一志望校に受かったわけではないが、今はどうして受からなかったのか、どうしたら受かったのかよくわかる。

でもこちらの高校生とか指導していると、学習の形をとっているが、手作業とか脳みそを使わない暗記学習が大半だ。自分らよりひどすぎる学習をしている子どもが多い。これで大学入試で、自分の学力よりはるか上を夢見ている志望校に受かるだろうか。

学習のやり方進め方を指導するが、学校が正直壁になる。塾の限界を感じるときもある。

昨日も今度高3の親から問い合わせがあり、志望校と模試の偏差値の差がちがいすぎた。商売上手なら大丈夫受かりますよというかもしれないが、自分はうそはつきたくない。たぶん来ないだろう。笑。

高校入試と大学入試の差がこの地区は違いすぎる。高校入試とか倍率がないのだから落ちるのがむつかしい。

この地区で受験指導していると大学受験で受からせるのがどれほど大変なものか。

早くまともな学習をした方がいい。気付くのが遅すぎると自分が困る。

大学受験は、厳しい。志望は高くていいが、それに伴う学力がない子が田舎ほど多い気がする。都城病と自分らは言っている。小学校からの準備と言う発想が親にほしい。何度も言うが積み重ねの力は大きすぎる。

自分の塾では、毎日来る子は高3からでも受からせることもある。高速学習は、パソコンの特権だ。やり方を根本的に変えると1年でどうにかなることもある。週1とか週2でとかだと焼け石に水だと思う。ここのところがむつかしい。

伸ばすのと受からせるのとは、次元が違う。