受験指導をしていると親も子も、自分がどのくらいのレベルなのか、そして受験校がどれくらいのレベルでどのようなものか実態を把握していない場合が多い。
高校からの準備で間に合う場合もあるが、学力と受験校のレベルの実態を把握することが必要条件。これが出来ていないとどういう風にその差を埋めるのか、またどのような学習をし、教材をどうするのかとか、具体的な方策が出てこない。
小学、中学、高校の積み重ねが大学受験だと言う認識の甘い親と子が多い。中学受験がない地区の親や子は、学校でトップが全国区でどのくらいのものなのか、把握していないので勘違いを起こしやすい。
見たことのない世界はわからないが、今は、ネットやいろんなもので調べようとすればいくらでも実態に近いものが情報としてでてくる。ただ正確なものかどうかは、精査しないといけない。
クラーク博士の少年よ大志を抱けは、小学生に言った言葉で、受験に関しては、高2や高3に言っているとは、思わない。どういう学習をしたらいいのか、塾はどういうのがあっているのか。客観的に分析するのも大切だ。
受験は、現実世界だ。実態把握がとても大切だと思う。
早めに子供の能力適性分析と子供の受験校の実態把握など親と子がやるべきだ。学校がやってくれるわけでもない。
早め早めの準備をした方がいい。準備とは、実態を把握して、対処方を考えることだ。
無理難題を押し付けられても、塾も時間的にも限界がある。
医学部予備校偏差値40からでも医学部合格なんぞよく言えたもんだと思う。受かるかもしれないが、何年もかかるだろう。
基礎の入れ込みをしっかりしてくれる指導機関を選ばないと大変なことになる。基礎基本これが出来ないと金と時間だけ食う。
医学部予備校とかどんなに金のかかる指導なのか想像がつくが、基礎を作るのは相当時間がかかる。学校に行ってるときにしっかり予習や復習をすべきだ。学校の授業は大切だ。
早めに全体を見れるような学習が出来るのが理想だ。現役で受かるようにしっかり実態を把握すべきだ。
予習して授業に出る。これが、基本。偏差値40からでは、遅すぎる。