問題文の流れに乗る

センターでも何でも出題者と言うのは、物語を作っている。物語って何か。出題者は、これを聞いて、これにつなげて、これまで乗れるかと一定の筋をつくって問題を作成する。だから教科書の基本を聞いてくるが、物語の流れに乗らないと解けないように作ってあることがほとんどだ。

基本事項を物語を作って聞いてくる。数学など、出題者の予定した流れに素直に乗れないと時間だけかかって、解けないような出題が多い。

前後関係を理解し、出題者の意図に沿って問題を解く。素直に文章を読んで聞いてることに素直に答える。これが苦手だとまずい。

人の言うことを素直に聞けるかにつながるような気がする。問題文を素直に読むことができない人が、センターとか2次とか解けるはずもない。図とか線引きとか工夫もほしい。

相手の言いたいことは何か。主張を聞いてるのは作文だ。あくまで出題者の意図を常に意識すると点数が伸びる。

過去問とか芸術的なおもしろい物語を作っていることがある。受験生には悪いが、解くのがおもしろい問題も多い。

あくまで、出題者の作った物語を理解しようとしないと最後まで解けない。これは、全部の科目に共通することだ。一人よがりとか、KYとかは、受験の世界でも嫌われる。

相手を理解しようと努力すること。問題は敵ではない、仲間なのだという意識で問題を解きたい。嫌った相手には、嫌われる。相手を好きになることだ。少なくとも理解しようと努力したい。