基礎基本に注意

2014年のセンター国語漢文の最後の問題に、あに~やの反語形が出た。これは、あに~かと言う推測を表すものもあることに気付かないと、反語と思い込んだら間違う問題だった。引っ掛け問題ともいえる。ただ、文章を正確に読んだら、正解になるはずだ。

センターの問題は、良問が多い。基礎基本に忠実に丁寧な学習をすれば、そして早く解く訓練をすれば、取れる問題だ。ただ、丸暗記では、通用しない。

あに~やが、ほとんどだが例外もある。基礎基本と言うのも、原則があって例外もある。覚えるのは、例外も含めないと、馬鹿の一つ覚えで原則だけではまずい。

基礎基本を何処まで正確に理解しているのかと言うのを、受験では聞いてくる。原則もあれば例外もある。

いろんな科目もそうだろう。間違えたら、基礎基本に戻り、自分が本当に理解しているか確認しながら、丁寧に学習する子は、伸びる。

塾生見ていても、できなかった問題をただ答えを写して終わりにする子は、極力注意するようにしているが、できないのはかまわないが、どうしてできないのか、基礎基本にさかのぼり、丁寧に基礎基本を確認しないと、時間だけかかる割には伸びないと思う。

雑な、丸暗記学習では、ますます通用しないような入試になるような気がする。基礎基本に注意し、ひとつひとつを大切にする学習をしてもらいたいと思う。

つまらないブログを見てくださっている皆様が、よいお年を迎えられることを祈念しております。