子供はガツンとやるほうがいいときもある。

塾生で中1の子がいる。落ち着きがない。水飲みにはいくのはいいが、便所と水のみの時間のほうが、机に座っている時間より長い。集中して学習する子が多いのに、周りもうるさがっていた。

こっちも我慢の限界を超えたので、集中力の大切さを説明し、かなり説教をして、親にも塾での様子を説明し、改善されないときは、退塾勧告を本人にした。

親からも説教を食らったのか、それからまじめになった。そして今度の期末50番ぐらいあがっていた。やればできるじゃないかとほめたら、顔つきも変わったように見えた。

子供は、いくらよい指導を受けても本人が集中して学習しないと学力はつかない。成績の悪い子は、集中力がない場合が多い。

塾に行って、叱ってくれる先生を見つけたほうがいいと思う。叱るだけではまずいが、伸ばす技術を持つ塾で、一回がつんとやらないと特に男の子で自覚がない子は、刺激もらうほうがいい。

そのままほっとくと後で困るだろう。

成績が上がれば、今度は子供のほうからまじめに取り組む。やってできない子とかそうそういない。まともに集中してやってないだけだ。

集中力がない子は、ガツンとやるほうが子供のためになることがある。