ちょっとした差が大きな差を生む。

ネットを見ていたら、東大現役合格,旧司法試験一発合格の司法試験予備校の先生の話を聞いて、ためになった。その人は、学習のやり方とか考え方が、非常に合理的だ。柴田先生と言って、LECの講師をされている。

その人が書いていた本にどうしてテープ学習のような学習を高校生などがしないのか書いていたことがある。受験指導のトップクラスの人だと思う。自分も人から学ぶ。

その人は、受験勉強とは、弱点つぶしだと言っている。当たり前だが、これが強く意識されないと受験勉強はうまくいかない。その人も受勲勉強は、過去問をやることで、大学受験も資格試験も同じだと言う。これは自分でも分かっていた。

どうやって弱点をつぶしたらいいかと言うことが自分なりにはっきりしてきた。過去問をやって間違えたところをやり直すのは当たり前だが、それだけでは伸びない人がいる。似たような問題がきたら間違う可能性がある。

すぐにもっと基礎に戻らないといけないと言うことだ。たとえば、数学でベクトルの問題ができなかったら、教科書の戻って見直す。つまり基礎にすぐ戻るのだ。そうすると新鮮な状態でやれる。これが時間がかかるからやらないと言うかやれないかもしれない。

自分の塾は、教科書解説と言うのがある。塾生はそれを使うと聞くだけなら、ベクトル全部つぶすなら倍速使うと3時間で復習ができる。高速で復習は、授業ではできない。教えるほうが、持たないしできない。笑、

このようなやり方に変えたのだ。今までは、すぐには基礎に戻さなかった。システムは変わらないが使い方を変えたら、塾生がさらに短期間で急に伸びだした。ちょっとした差だが、自分にとっては大きな差に感じた。頭でぼんやりしていたことが、指導の方向性がしっかり見えてきた。

言いたいことは、問題といてできなっかたところをすぐに基礎に戻ってつぶしていけば、効率よく受験学習ができると言うことだ。

必要なところを満遍なくやると言うための工夫が、必要だと思う。自分の弱点をつぶすことが受験合格には、必要だ。画一的な宿題学習が成果が出ないのは、このブログを見ている賢者なら分かるだろう。

弱点をつぶすと言う意識を強く持って学習することが合格の近道だ。できなかったところだけではない、すぐに周辺部分もつぶしながら学習したほうが効率的だ。

受験前にやることは段々少なくなる。そっちがいいだろう。