これは、受験だけではない。人生勝負のときがある。自分も壁があって、それを過大評価しすぎたようなことがいくつかある。心理的な壁だ。
受験の場合も、むつかしいむつかしいと言われているようなところ受けたり、自分のレベルより上と思われるところを受験するなら、まずしっかりやったら、絶対受かるし、受かってやると思うことが大切だ。
当たり前のことを確実にやり、弱点をつぶしていけば、合格することはできる。ただ、それが現実にできていかないと、心理的な壁は破れないが。
自分の友人で、試験に一度も落ちていない人が、自分以外は、かぼちゃだと思って受けてきたと言った。自信と実力があったからそう思えたのだろう。そういう考えがいいかどうかは別として、たいしたことはないと思って受験しないとまずいのは確かだ。
実力も何もないのに、たいしたことがないとか受かるとか思うような人間は、馬鹿という。笑。
謙虚さとかまじめさも大事だが、受かるレベルになったら、後は精神的なものも大切だ。塾に行ったり予備校に行ったりしたほうがいいのは、指導者とか周りに精神的な支えができるのが大きい。難関だと僅差の勝負だ。
だめだだめだと言われ続けると本当に人間は腐るだろう。
不遜な人間は嫌われるが、受験のときは、強気で行くほうがいい。バランスは大事だが、受からないだろうとか、不安なのは分かるが、悩むより、努力したら受かる。反復したら受かると考えて学習するほうがいい。
東大も3000人受かる。スポーツの世界とか、音楽の世界とか、3000番だったらどうだろうか。相手にもされないだろう。
こういうことを言うと批判されそうだが、一番言いたいのは、受験は、当たり前のことを当たり前にやれば、自分の学力レベルが今は達しなくても、夢ではなくなるということだ。
自分もそうだったが、やり方を間違った方向で学習している人が大半だ、まともにやったら、どこでも受かると言うのが自分の結論だ。
勝手にむつかしく考えないほうがよいと思う。まともなやり方を続ければ、何処でも受かると思って学習したほうがいい。
やる気とやり方で、学力は大きく変わる。