試験に出る英単語

この本は、森一郎と言う今はお亡くなりになった先生が書かれた、有名な単語帳で、日本で1500万部売れた本だ。息子さんが親父のあとをついで監修している。日本で一番売れた本と言われている。シケタンの愛称で今でも本屋に出ている。

中身の単語が古いとか例文がないとか批判もあるが、頻出順に精査して出された本で、あとの単語帳は、まねをして出してるところがある。

恥ずかしい話、この本だけは何度も繰り返しほとんど覚えた。この本がいいのは、随所に語源が書いてあるところだ。もともと英語は、ギリシャ語の流れで、日本語の漢字と似たところがある。単語の部分部分に意味がある。それが合わさってできている。

しかも単語を覚えるにもこの単語帳は、いろんな品詞も同時に書いてあるし、類義語も書いてある。これで覚えると見たことのない単語でも類推が効くようになる。

不思議なのは。高校時代自分より成績のいい人もこの本を買うようになった。自分が火付け役になった。変な影響力を持っていた。笑。

40年前に出た本で店頭に今でも出ている単語帳はこれくらいだ。売れてる本はころころ改訂版が出る。大して中身は変わらない。

でもこのシケタンは、色刷りになったぐらいで大して変化していない。ほかの単語帳にはないよさがある。今は、システム英単語と言う優れものがあるが、難関をうけさせるたり、単語を覚えられない人には併用を勧める。

ある程度覚えてもう少し単語力をつけたい人は、やっても無駄ではない。パワーが不思議とつく。この単語帳だけは、反復学習ができていた。

まともに征服できたのはこの本ぐらいだ。笑。

いい本定評のある本は、反復したらパワーの着き方が違う。新しいだからいい本だというわけではない。古典的名著いいのも多い。今見ても斬新さを感じる部分がある。

いい本には、ほかにない斬新さがある。時を越えても色あせない。